読書の記録

月に2冊くらい読みたい

僕は何度でも、きみに初めての恋をする。 沖田円

 

 

今日の午後、ふと「何冊も積ん読状態の本あるし、暇だから*1本読んでみるかー」と思い立って緑茶を淹れたのが最後。一気に読了。

私は本を読むとき、登場人物とどこか似通った部分があるような実在の人物をイメージしてしまうことがあるのですが。今回の登場人物「ハナ」くんは、私にとってはSexyZone 松島聡さんでした。(各方面の方々に謝罪)

 

家族のことで悩む「セイ」ちゃんの前に現れた、「ハナ」くん。彼もまた、重大な秘密を抱えていました。

けれど、どこかほわほわした雰囲気をもっていた「ハナ」くんからは、彼にとってその秘密がどんなに重たいものなのか、知ることは難しく。

「ハナ」くんは「セイ」ちゃんの光で。(実は「セイ」ちゃんもまた「ハナ」くんの光だったのですが)

読後はとても優しい気持ちになれました。あと、ところどころで泣きました。笑 ティッシュの山と共に読了←

 

掟上今日子の備忘録」が好き!という方にはドンピシャの小説じゃないかなーと思います。

 

最後に、私の好きな場面を少しだけ引用してみようと思います。(著作権上の問題等ありましたら、コメントでお知らせいただけると幸いです。)

177ページより

(前略)

「ううん。ハナのお兄さんに聞いた。さっきまでわたし、お兄さんとデートしてたんだよ」

ハナの目が丸くなる。それはあんまり見たことのない、本気で驚いているときの表情だ。

「うそ。兄貴と、セイちゃんがデート!?」

「うん、ほんと。駅前のカフェでお茶してきた」

「何それ!ずるいだろ兄貴のやつ」

フイ、と顔を逸らすハナにあれ、と思った。

「ハナ、もしかしてヤキモチ焼いてる?」

そんなことあるわけないってお兄さんには言ったけど、もしかしてもしかすると、変な期待しちゃってもいいなら。

「・・・・・・悪い?」

(後略)

ヤキモチ焼くハナちゃん(って呼びたくなる)かわいい。

 

 

*1:本当は今日勉強しなきゃいけない。現実逃避

砂糖菓子の弾丸は打ち抜けない 桜庭一樹

 

 記念すべきこのブログでの初投稿。

猟奇的な場面もあったけれど、私の脳内では藻屑ちゃんがHey! Say! JUMPの伊野尾慧さんで再生されました。(各方面ごめんなさい。)*1

 

 

*1:ジャニーズ好きの性